言葉狩り
これは249回目。昔から非常に不思議、かつ不愉快なことがあります。「言葉狩り」です。いわゆるなんでもかんでも差別用語と決め付け、歴史も伝統も、味わいもない無味乾燥な言葉ばかりが増えてきています。その実、日本人の心の中には、人
ヴェノナ文書~無かったことにしたい真実、その2
これは248回目。「ヴェノナ文書~無かったことにしたい真実」の後半です。コミンテルン(国際共産主義工作組織)のスパイたちが、日米の世論操作は言うまでもなく、政権内部奥深くまで入り込み、どれだけ国策を壟断してきたか、恐ろしい限りです。ソ ...
ヴェノナ文書~無かったことにしたい真実、その1
これは、247回目。少々長い読み物(全2回)になってしまいますが、かなり衝撃的な史実なので、敢えて連載させていただきます。謀略というものは、都市伝説などではないということを、この驚くべき事実が訴えています。教科書も、歴史も、書き換えら ...
ゴジラの変質
これは246回目。ゴジラというと、日本が生んだ世界的なキャラクターです。1954年昭和29年に、東宝で公開した特撮怪獣映画です。その後一連のシリーズ作品は、日本の子供たちのみならず、世界中の子供たちを熱狂と興奮の渦に巻き込んでいきまし ...
ナポレオンの遺体はどこにある?
これは245回目。今年は、2019年、つまり、ナポレオン生誕250周年にあたります。そこで、ナポレオンの遺体の謎にしました。
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歴史家のブリューノ・ロワアンリ氏は18日、パリのアンヴァリッド軍事博物館に展 ...
名探偵登場
これは244回目。歴史を見るときも、相場を見るときも、推理小説の手法というのは、役に立ちます。わたしは、個人的にはそう思うことが多いのです。
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推理小説は、19世紀アメリカのエドガー・アラン・ポーが著した ...
南洋幻想
これは243回目。日本人だけではありません。北半球の人間というのは、どういうわけか赤道周辺の南洋諸島に、言うに言われぬ郷愁と幻想を抱きがちなのです。
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ハワイにしろ、タヒチ、サモアなど、南洋諸島がなにゆえ ...
国体~憲法改正論議について
これは242回目。今回は、イデオロギーに関わることです。わたしが改憲論者ですが、近年問題にされている国会の改憲を巡る議論には、どうも納得がいきません。敢えて誤解を恐れず、書いてみようと思います。意見は違って当たり前です。ただ
作家の功罪と歴史の誤謬
これは241回目。歴史というものは、審判の場ではありません。純粋に科学です。しかし、間違った解釈がどうしても多いのです。安易に断定することは、厳に戒めなければならないでしょう。今回は、あらゆる非難と屈辱に耐え、黙って最善の仕
老人は前線に立つ
これは240回目。「若者が殺されるぐらいなら、年寄りが死んだ方がいい」・・・騒乱が続く香港、繁華街の銅鑼湾(Causeway Bay)で起きた一連の衝突には、「守護孩子(Protect the Children)」と呼ばれる高齢者グル ...
確率
これは239回目。飛行機事故は、ジェット機時代に入って以降、乗客の壊滅の度合いが飛躍的に増加しました。プロペラの時代は、まだ滑空して不時着するケースがありましたが、ジェット機ではかなり困難です。ついつい、わたしたちはなんでも確率を考え ...
幾何学的な美
これは238回目。形状の美しさは、きっとある真実を伝えています。よく知られているのは、黄金比でしょうか。これは線形力学的には最も美しく、最も堅固であると言われる比率です。もともと、フィボナッチという中世イタリアの数学者が導き出した、「 ...