わたしといふ現象は~宮沢賢治の世界とは・・・
これは325回目。童話作家であり詩人の宮沢賢治のお話です。死後、何度もブームが起きましたが、どうも個人的には「自分探し」ブームや、「エコ」ブームといった流行のたびに、都合のよい解釈ばかりがなされて、宮沢賢治自身の本質に迫った感動が解説 ...
コードネーム『桐(きり)』~(4)日中和平工作の軍人たち
これは324回目。いよいよ、『桐工作』です。日米開戦直前から、敗戦間際まで、ぎりぎりの交渉が続きます。
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今井は、『桐工作』に没頭した。1939年12月に始まった極秘工作である。この年の7月には、ノモンハ ...
コードネーム『桐(きり)』~(3)日中和平工作の軍人たち
これは323回目。上海で、北京で、あいついで和平派軍人たちが不慮の死を遂げていく中で、かなり強引な和平工作が行われ始めました。『梅機関』の暗躍です。
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『梅機関』は歴史的評価が、日本でもいまだに固まってい ...
コードネーム『桐(きり)』~(2)日中和平工作の軍人たち
これは322回目。上海に続いて、北京郊外の盧溝橋で、日中両軍が衝突します。これを現地軍は必死で停戦に持ち込みました。今井武夫もその最前線で交渉に立っていた一人です。
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この白川の殉職を受け、白川の腹心だっ ...
コードネーム『桐(きり)』~(1)日中和平工作の軍人たち
これは321回目。流れに抗して孤高の言論を貫くのは尋常ではありません。日中戦争が泥沼に陥っていく中で、多くの軍人や民間人が、日中和平工作に走り回っていました。しかし、結果的にはすべてその努力は徒労の情熱に終わったのです。
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幻の艦隊決戦
これは320回目。戦艦大和のお話です。最近の子は、「やまと」と言うと、宇宙戦艦ヤマトが頭に浮かび、先の大戦の大和のことは知らないそうです。
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その日、米海軍第5艦隊司令長官スプルーアンス大将は、少年のよう ...
ライフサイエンス
これは320回目。もう20年前の話ですが、化学大手のデュポンが、とんでもないことを研究していると知りました。
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デュポンというのは、なかなか日本では一般的に知られていないが、米国では大変な財閥だ。 ...
オノマトペ
これは319回目。擬音語・擬声語のことです。ここで取り上げるのは、そのうちで虫の声です。
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日本人は、虫の声を言語作用をつかさどる左脳で認識し、外国人はほぼ右脳で雑音として認識する。日本人は、そのため、虫 ...
貧乏人が山へ行く
これは318回目。ちょっとした休日にみなさんは何処へ行きますか。以前、仲間内で話をしたところ、少なくとも貧乏人は山へ行くという結論になりました。かくいうわたしは、そのとき山へ行ったのです。
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もっとも、貧 ...
臨死体験
これは317回目。臨死体験をすると、普通見えないものが見えるようになったりすることがあるといいます。それまでできなかったことが、できるようになったりするのです。それも、常人ですらできないことを、突然できるようになったりするのです。
月はほんとうに月なのか?
これは316回目。あの月のことですが、あれは本当に月だと思いますか。要するに、自然に出来た衛星ではなく、地球外知的生命体がつくったもの(たとえば、巨大な宇宙船)だとしたら、どうします?
なにをそんな世迷いごとを、と言わずに、冷 ...
ゲティスバーグの黄昏(たそがれ)
これは、315回目。
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これまでもいくつか、戦争に関するテーマで書いてきました。司令官の無能ぶりについては、第二次大戦中の日本軍によるインパール作戦のことを、「ある日のチッタゴン」で詳しく書きました。ここ ...