なぜ今カミュを読むのか
これは424回目。以前ここでもカミュの「異邦人」を取り上げたことがあります。最近の日経新聞によると、カミュの「ペスト」がベストセラーになっているそうです。いま世界で猖獗を極めているウイルスからの連想で、こういう小説が「いきなり」読まれ ...
アニーに騙されるな
これは423回目。4月11日のこと。
たまたま夕食をとっていたとき、家人がテレビをつけていました。それを見ようとしていたのではなく、ただ流しっぱなしにしていただけなのですが、(4月11日)日本テレビの「世界一受けたい授業」 ...
二人のカルメン
これは422回目。
メリメの原作「カルメン」のことです。当時はあまり売れなかったようです。なんといってもビゼーのオペラ「カルメン」で有名になりました。ところが、どうもかなり内容が違うのです。
:::
太陽の帝国
これは421回目。
日本のことを取り上げたハリウッド映画というのは、たいていの場合、わたしたちが観ると、現実の日本や日本人からかけ離れていすぎ、陳腐で見るに耐えません。しかし・・・
:::
稀に、か ...
労働の価値が変わる
これは420回目。思いもかけない世界的な疾病拡散で、どうにもこれまで変わろうとしなかった日本の労働環境が激変するかもしれません。
:::
働き方改革といい、年金破綻リスクといい、お先まっくらな日本国民だが、それ ...
日本が低迷を脱する特効薬は・・・
これは419回目。
どうして日本はなかなか浮上しないのでしょう。これだけの類まれな資質を持ちながら、1990年以降、まったく音無しの構えです。頭が古すぎるのです。
:::
誰の頭が古いのか。やはり経 ...
繁栄は虚構の上に成立する
これは418回目。
類の歴史は繁栄と荒廃の繰り返しでした。繁栄を支えているものは何なのでしょうか。
:::
『サピエンス全史』という名著がある。コヴァル・ノア・ハラルというイスラエルの歴史学者が書い ...
デモクラシーが内部崩壊するとき
これは417回目。
デモクラシー(民主主義)は、それが成長し、繁栄し、成熟すると、一個の生物体と同じように、腐敗していきます。デモクラシーが追い求めたことが、デモクラシーを滅ぼすのです。
:::
デ ...
ウェルテル効果
これは416回目。
ゲーテのベストセラー『若きウェルテルの悩み』という書簡体小説。当時、ウェルテルを真似て自殺者が急増したと言われています。
:::
いわゆる「流行」だ。
流行というもの ...
絶対的なものはない
これは415回目。
当たり前のことですが、意外に日常、忘れてしまうことです。世の中に絶対的なことは無いのです。
:::
正義ですらそうだ。
正義は百人いれば、百通りあるはずだと以前書いた ...
なぜ、女性は従属的な存在になったのか
これは414回目。
男女が不平等であった時代が長くありました。まだあるのでしょう。なぜ、女性は男性に対して従属的な位置づけを強いられてきたのでしょうか。
:::
長いこと、世界的に封建時代が続いたた ...
ええかっこしいは嫌われる
これは413回目。
誰しも嫌いなのは、「ええかっこしい」でしょう。どこにでもいるタイプです。そして誰にでもそうした性向はあるものです。それでも、やはり「ええかっこしい」は「ださい」のです
:::
「 ...