地球温暖化という「陰謀論」

政治・経済, 陰謀論

Polar bear on ice floe. Melting iceberg and global warming. Climate change

これは460回目。

気候変動はある。
それを否定するつもりはない。
実際、世界の年間平均気温は上昇しているのだ。

が、二酸化炭素(CO2)が原因だとして盛んに「環境破壊を非難する」見解を、わたしは完全に否定している。
それこそ典型的な「陰謀論」にほかならない。

実際、1980年代半ば以降、気温上昇は顕著になっている。
過去100年、地球の平均気温は0.74度上昇。(日本の場合は、1.1度上昇)
1880年ころの北半球平均気温は14.6度だったのに対して、今は15.3度になっているのだ。
130年間で、0.7度上昇したということにおなる。

気温が上昇しているということは、間違いない。

しかし、それは環境破壊によるものでもなければ、二酸化炭素が増大したからでもない。
にもかかわらず、海面上昇が顕著になっているという「嘘」を平気で撒き散らしているメディアや各国政府というのは、どういう利権の構造になっているのだろう。

思い返せば、アル・ゴア(米民主党、クリントン政権時代の副大統領)が、「不都合な真実」というデタラメな本と動画を世界に撒き散らしたところから、このバカバカしい運動が始まった。
ゴアは、原子力業界と癒着していたことが指摘されているように、化石燃料業界潰しに一役買ったのかもしれない。
その後のEV(電気自動車)にしろ、代替エネルギー運動(太陽光発電その他)にしろ、この路線で大いに政府から補助金を得たり、化石燃料にとって代わることによる企業収益が膨大になることを夢見ているのだろう。

考えてみればよい。
地球温暖化で海面が上昇するわけがなかろう。

水に浮かべた氷が溶けて、水面は上昇するか?
自分の家のコップに水と氷を入れて、じっと眺めてみればいい。
小学校の理科でそんなことも習わなかったのか?
水面は上昇しないのである。

環境保護をわめきちらす人たちは、「ツバルを観よ。島が海に沈みそうになっているではないか?」と指摘する。

それは、米軍の滑走路建設などの影響であって、二酸化炭素排出によるものではない。
つまり、ツバル特有の問題によって地盤沈下が起こっているのだ。
そもそもサンゴ礁で形成された地盤はきわめて脆弱だ。
そんなことも想像できないか?
あるいは、嘘をこじつけて、自身を正当化しようとしているのか?

だいたいからして、日本ではこの100年、ツバルや、その他の地域で指摘される顕著な海面上昇(というより、地盤沈下や海岸侵食)がとくに目立って見られるということが「無い」。

海水面の上昇は、起こったとすれば全地球的規模で起こるはずだが、なぜ日本では無いのか?

つまり、そんな事実は無いからだ。
ツバルで起きていることが、日本で起きないということは、この場合、ありえないのだ。

気温はたしかに上昇している。
北極の氷も溶けている。
それは事実だ。
しかし、海面は上昇しないのである。

なんでもかんでも二酸化炭素のせいにするが、過去100年以上におよぶ気温とCO2の推移をグラフにすれば、1940年前後まで両方が上昇。
しかし、その後75年前後まではむしろ気温は下降傾向だった。
CO2のほうは、1946年、つまり第二次大戦直後から急増し、ずっと増大し続けているのに、である。

この100年だけを見ても、両者の間に関係性が「無い」ことは明らかだ。

気温が目立って上昇し始めたのは、75年以降である。

その後も、CO2は増え続けた。
しかし気温のほうは、98年から2018年まで、下がっている。
おかしいではないか。

この気候温暖化論者たちにとってはきわめて「不都合な真実」をなんとかするために、彼らは温暖化しているように見せかける数値データの改竄をしたことまで暴露された。「クライメートゲート事件」として有名だ。

地球温暖化ということを騒げば騒ぐほど、それに類する業界は、なんでも「エコ」と銘打って売れ筋にしていこうとでもしているのだろう。

だから、わたしは「エコ」という言葉が大嫌いなのだ。

報道や企業の言うことをもともと疑ってかかる性格だし、流行というものが虫唾が這うほど嫌いな性格だということも影響しているが、それにしても、全世界の関連科学者のうち1%未満の人しか支持・賛同していない地球温暖化説を、こうもみな「当たり前の事実」のようにテレビや新聞で垂れ流しているのだろう。

間違ってはいけない。
関連科学者の90%以上は、気候変動による温暖化を問題視している。
それは事実だ。
しかし、それが二酸化炭素が理由だとしている科学者は、全体の1%もいないということだ。

それを、さも「科学的な事実だ」といって、教育の場においても教師が言いふらしているのだから、開いた口がふさがらない。
教師なら、自分の頭で少しは考えよ。
なにが嘘かぐらいは、すぐわかるはずだ。
少なくとも、両論併記で教えろ。
さもなければ、それはドグマ(独善)でしかないのだ。
それとも、これもリベラルにかぶれて、IPCCの言うことを真に受け、思考停止状態になっているということか。

地球温暖化論者は、都合のよい期間だけをいつもグラフにし、いかにも二酸化炭素排出によって地球がとめどもなく温暖化すると言う。
事実をご都合主義的に切り取ってきて、都合の悪い部分を見せず、また釈明もしない。

結論を言おう。
地球が誕生して以来、ずっと寒冷期と温暖期が繰り返されてきたのだ。
気温の上限・下限はほぼ同じ。
平安時代は、二酸化炭素排出などまったくなかったのに、現在と同じかそれ以上に高温期だったのだ。
どう説明する?
それでも二酸化炭素が原因なのか?
石油や石炭が理由だと言うのか?

はっきりしていることは、以下の通りだと認識している。

・今、地球は氷河時代の中の間氷期にある。多細胞生物が地球上に誕生してからもっとも気温は低いほうだ。
・この間氷期にあっては、今後ざっくり1000年ほどは温暖な気候が続く。
・ゴアの「嘘」が世に出る前後(1988年前後)から、アメリカでは温暖化予測が「流行」になっていった。
・この結果、CO2を排出する石油・石炭業界は逆風にさらされるようになり、環境団体は原子力推進や代替エネルギー開発を推進した。(日本では、プルサーマル計画が動き出した。)
・1997年、京都会議が開催され、CO2排出抑制が国際的に決まったが、まともにやったのは日本だけだった。80兆円の税金を投入し(納税者1人当たり120万円)た。
・ところが、その後30年余、予想された温暖化による予想温度はまったく計算違いだったことがわかってきた。世界全体の気温は15年くらい前から、大都市圏を除き、ほぼ変化が無いのだ。
・地球は間氷期にあって、温暖化していることは事実だ。毎年夏場の最高気温更新というのを見ても事実だ。しかし、アメリカのミッドウェストでは、近年、冬場に最低気温も更新している。暑いだけではない、寒いのだ2013年には、南極で世界最低気温が更新されている。2018年には、さいたま市で、19年には千歳市など10地点で、観測史上裁定気温を更新している。いずれにしろ、二酸化炭素とは無縁である。
・気温と二酸化炭素の濃度は、どうみても食い違う。二酸化炭素の濃度に、気温がついていっていないことは、データを見ればあきらか。比例しているなら、爆発的に伸びている二酸化炭素に沿って、基本上昇が爆発しているはずだが、そうなっていない。
・つまり、地球温暖化は、人為的なものではなく、自然による気候変動が原因である。

結局、すでに現時点でも、地球温暖化説・CO2元凶説は、科学的に見て論理的に、そして事実としても崩壊している。
まだ、なにをおとぎ話のようなことを、真面目な顔して話しているんですか?



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