笑ってこらえて

雑話

これは313回目。ネットから、あれこれ抱腹絶倒の小話を拾ってみました。ただのパクリです。いろいろありますね。あまり面白いので、手抜き同然ですが、パクリの列挙としてみました。こういう小話を自分でもつくれたらいいなと思いますが、そこまでのセンスはやはりなさそうです。人様の芸達者さには感服するばかりです。

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人間、とにかくいつでも笑っていれば、運も良くなる、体も健康になる。いいことづくめだ。ということで、ネットで拾った笑ってしまう小話のオンパレードにしてみた。

▼トランプvsプーチン。
トランプとプーチンが、お互いの国について激論を交わした。
トランプが言った。
「アメリカには、言論の自由がある。たとえば、アメリカ市民は誰でも私に向かって、『トランプなんて糞くらえだ』と言っても、絶対に罰せられることはないんだ。」
プーチンが、ふんという顔をして言った。
「そんなことは、ロシアでも同じさ。ロシア国民がわたしに向かって、『トランプなんて糞くらえだ』と言っても、絶対に処罰されることなんかないよ。」

▼本屋にて。
本屋のカウンターで、客が尋ねた。
「新しく出た『男が女を支配する』という本を探しているんですが。」
「ああ、それなら、幻想文学のコーナーにあります。」

▼イデオロギー。
資本主義国のおとぎ話はたいてい、「むかし、むかし、あるところに・・・」で始まる。
しかし、共産主義国のおとぎ話は、「やがて、いつかは・・・」で始まる。

▼エゴ。
算数の授業で、先生が言った。
「あなたが、リンゴを8つ持っているとしましょう。わたしが2つちょうだいと言ったら、あなたはいくつリンゴを持っていることになるでしょう?」
「8つ」
「.・・・」

▼引導。
「パイロットから、管制塔へ。大西洋上空で燃料切れだ。指示請う!」
「管制塔からパイロットへ。わかった。こちらの言うことを反復するんだ。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏!」

▼需要予測。
ある楽器店に行くと、トランペット、サックス、トロンボーン、そしてチューバが並んでいた。
ところが、その横に、ショットガンも売っていたのだ。
「妙な取り合わせですね。売れるんですか。」と店員に聞いた。
すると店員はこう言った。
「売れますとも。まず誰かが、トランペットやチューバを買っていくとしますね。すると、2-3日して、その近所の人がショットガンを買いにくるんですよ。」

▼ものの言いよう。
孫正義がこう言った。
「髪の毛が後退しているのではない。わたしが前進しているのだ。」

▼思い込み。
「よう、吉田あ。おめえ、ずいぶん変わったなあ。髪も白くなったし、シミだらけだし。第一、えらく太ったよなあ。」
「あの、わ、わたしは、吉田ではないんですが。」
「なんだおめえ、名前まで変わっちまったのか。」

▼メイデー!
飛行機に乗っていたら、上空でいきなりキャビンアテンダントの女性が客席通路を走ってきて、こう口走った。
「お客様の中で、ジャンボジェット機を操縦できる方はいらっしゃいませんか!」

▼大岡裁き。
子供が交番に駆け込んできた。
「おまわりさん、助けてください。あそこで僕のお父さんが男ととっくみあいのけんかをしてるんです。」
「よし分かった。で、どっちが君のお父さんだい?」
「分かりません! それが、喧嘩の原因ですから。」

▼無理もない。
アル中の男が受診にきた。
男の手は、ぶるぶると震えていた。
医者が尋ねた。
「こりゃひどい。ずいぶん飲むんでしょうな。」
「いや、それほどでも。ほとんど、こぼしてしまうんで・・・」

▼ニヒリズム。
来年高校受験を控えた弟がわたしに聞いてきた。
「お姉ちゃん。日本の首都ってどこにあるの?」
「えっ?」
わたしは、耳を疑った。その歳になってまだそんな質問をしてくるとは・・・
わたしは弟に正しい知識を教えなければならないと、思った。
「日本に首都なんかないわよ。」

▼そういう問題じゃない。
夜、医者に電話があった。
「む、息子がコンドームを呑み込んでしまったんです!」
「わかりました。すぐ行きます。」
出かけようとすると、またさっきの男から電話。
「もういいです。コンドーム、もう一つ残ってましたんで。」

▼たしかに。
うちの近所に、もう5年も「かわいい子犬をもらってください」という張り紙がある。

▼日本語は難しい。
車掌が回ってきた。妙なことを問いただしてきた。
「乗車券はお持ちですか?」
乗車券は乗車券だ。餅であるわけがなかろう。だから、言ってやった。
「ちがいます。」
「いや、違うじゃなくて、おもちですか?」
「だから、違いますって。」
「では、お金はおもちですか。」
「違います」
「えっ?」
「えっ?」
「はあ? お金もおもちじゃないんですか?」
「あたりまえじゃないですか。」
「ちょっとこい」
わたしは、不当にも車掌室に連行された。

▼微妙な間違い。
2歳と五か月の男の子が、最近すごくよく歌を歌うようになった。
でも、微妙に間違っている。
ドレミの歌で、「ド~は、メロンのレ~」と、何一つ合っていないのだ。

▼優しさ。
家のキッチンテーブルに、バンドエイドが張ってあった。
3歳の娘が張ったらしい。
はがしてみると、テーブルの表面に小さな傷がついていた。

▼無理な社則。
社内で禁煙が決まった。
愛煙家の部長がおそるおそる、「たばこ、吸いたいんですけど。」
社長が言った。「吸ってもいいがね。吐き出しちゃあいかん。」

▼最後は、イナバウアー。
ガソリンスタンドで。
「満タンでお願いしま~す」
「はい。では、給油口お願いします。
「わかりました。」といって、俺がレバーを引くと、トランクが開いてしまった。
店員は「閉めて」
「いや、すんません。慣れてないもんで。・・・これだな・・・」といって、こんどはボンネットがオープン。
店員が、「シートの近くにないですかあ?」彼は笑いをこらえるのに必死の様子だ。
おれはますます焦った。
「ホントにすみません。あ、きっとこれだ。」といって、シート横のレバーを思い切り引いた。
おれのシート、思いっきりリクライニング! 俺の体は、イナバウアー。
店員は、ついに、爆笑した。

▼日本語は難しい2。
じいさん「肉まんください」
女店員「おいくつですか?」
じいさん「いくつに見えますか?」
女店員「・・いくつでしょうかね・・?」
じいさん「もう80なんですよ」
女店員「肉まん80個で7392円になります」
じいさん「いや・・そうじゃなくて」
女店員「7392円になります」
じいさん「・・・」

▼こらえろ。
昨日、松屋にいった。
牛丼を食っていたのだ。
すると、とんでもないデブの客が入ってきた。食券わたされた店員が、奥に向かって、「ブタ一丁!」と叫んだ。
店内は、異様な重苦しい雰囲気に包まれていた。
わたしを含め、全員が、食い物を吐き出さないよう、必死にこらえていたのだ。

▼母の得意料理。
母はパスタが得意だ。それはわたしも認める。
その日、家に帰ると「パスタつくっておいたわよ。」
「わあ、うれしいな。早く食べよう」
「あったかいうちに食べなさい。あなたが大好きなボラギノールよ。」
たぶん彼女は、カルボナーラと言おうとしたのだろう。

▼日本語はむずかしい3。
ある日、上司が髪の毛を短く切ってた。
それを見た新入りのS君が、自分の頭を指さして
「あたまいかれたんですか?」
おれは、舌を噛み、笑いを必死でこらえた。

▼不意打ち、卑怯。
歴史の授業中に十七条憲法の話になった。
先生がウトウト寝ていた田中を大声で指して言った。
「おい 田中!この憲法を作ったのは誰だ!」
田中は狼狽した。
「お、お、俺じゃねえよ!!」

▼日本語はむずかしい4。
スーパーでガリガリ君を買って
「あ、袋入りませんから」
って言ったら、怪訝な顔をして包装を破ってくれた。
そうじゃないんだよ。

▼じいちゃんと犬。
じいちゃんが犬を捨てに行った。
先に犬が帰ってきた。

▼クソ坊主。
じーさんの葬式の時。
親戚の子供(4~5歳)が葬儀中に騒いでいた。あんまり酷かったので親戚のおっちゃんが「うるせーぞこのクソ坊主!!」と怒鳴りつけた瞬間、お坊さんの読経がピタっと止んだ。
10秒くらいして、読経再開したが、その場にいたほとんど全員の肩が凍り付いていた。

▼整形。
最近うちの娘のことで困っている。
4歳になる娘が、最近テレビから「整形すると美人になる」ということを知ったのだ。
それ以来、電車の中で知らない女の子に
「なんで整形しないの?」
と大声で聞く。

▼ズレてる。
電車で女子高生がクラブの先輩の悪口を言っていた。
大声で「あの人絶対ズレてるよぉ!」と言うと
同じ車両にいた乗客が、いきなり何人か、頭を押さえてなにやら気にしていた。

▼入れ歯。
うちで新たな問題が発生した。
おばあちゃんが入れ歯をはずしてゆすぐのを見た、歯磨き嫌いの5歳の娘が、
「私も入れ歯にする」
と言い出したのだ。

▼衝撃の授業。
俺が高校生の頃だ。
日本史の先生がその日、「はいっ最近ちょっと遅れてしまったからね。今日は室町幕府45分で滅亡させますー!」
教師に言われた衝撃的な言葉。俺はその迫力に震えた。

▼アマゾン。
おじいちゃんに囲碁の本が欲しいって言われたからアマゾンで買うねって言ったら、
「そんな遠くまで行かなくていい」って引き止められた。

▼かわいい。
親戚の子供がヤクザ映画にハマってる。
「奥歯ガタガタ言わしたろか!」と言ったりするのだ。
夕食時、俺が誤ってお茶をこぼしたら「どう責任取るんじゃワレ!小指出せや!」と言ってきたので、小指出したら、かれはその後どうしたらいいのか分からず、俺の小指にとんがりコーンをはめてきた。

▼おいおい。
「お皿を洗うのに、何を使ってる?」
「夫かな。」

▼計算上そうだが。
ドラッグストアで7~8歳ぐらいの女の子が
『10歳若返ります』と謳っている婦人用の化粧品を見て、お母さんに「これほしいー」と言っていた。
お母さんが「あんた、死ぬわよ!」って注意した。

お後もよろしいようで。



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