侵略の定義
これは307回目。先年、ロシアがクリミア制圧をしたのは記憶に新しいところです。当時、ヒラリー・クリントン民主党議員(後、大統領選に出馬し、トランプ氏に敗れた)は、これを戦前のドイツが、チェコスロバキアからドイツ人居留民の多いズデーテン ...
「男」が要らなくなった社会
これは306回目。女性が強くなったといいます。自立する女性が増えたともいいます。そうなのでしょうか。ある意味、ただ男の役割というものが、減ってきたからではないでしょうか。実は昔から、(ことに日本は)女性が強かったのではないかと思います ...
動物の話
これは305回目。「猫は狩り、犬は食らう」と言います。霊障(れいしょう=霊的障害)に襲われたとき、猫も犬も主人を守ってくれるというのです。しかし、犬は悪霊を「食って」しまうので、人間の身代わりになって死ぬことが多いそうです。猫は、習性 ...
酒とバラの日々
これは304回目。依存症ということです。酒、賭博、タバコ、セックス、ゲーム、なんでもありうるのでしょう。なにも嗜好品に限った話ではありません。抜け出そうとして、なんども元に戻ってしまう蟻地獄のような世界です。
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子供という不思議な動物
これは303回目。クリスマスまで、あと1ヶ月を切りました。いつの頃まででしょうか、ほんとうにサンタクロースがプレゼントを持ってきてくれると信じていたのは。うちの息子(一番下。今は中学生。)は、小学校一年生のときすでに「サンタなんかいな ...
言葉は南からやってきた
これは302回目。続・日本人と日本語のルーツ、あるいは続・日本人はどこからきた、というような内容です。
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日本語には、とても面白い表現方法がある。同じ単語を繰り返す、重複語だ。たとえば、ドングリころころの ...
危ないお仕事
これは301回目。アメリカという社会は、思考が極端な方向に走りやすい感じがします。韓国とは違った意味で、大きく世論がブレるのです。かつて、酒は悪だという原理主義的なプロテスタントの観点から、「禁酒法」という悪法を成立させたことがありま ...
かなり重い話
これは300回目。このコラムにしては、やや重い話です。死刑の廃止、あるいは存置の議論です。世界的に死刑というのは、廃止の方向になっています。世界中の国のうち、58カ国で死刑は存置されています。米国では33州がまだ死刑存置です。いったい ...
昭和の怪物
これは299回目。戦前の国家社会主義者の大物・北一輝について書いたことがありました。今回は、同じく昭和の怪物と称された人物の一人、出口王仁三郎(でぐちおにさぶろう)のことを書きましょう。といっても、大本教のことを書くわけではなく、彼の ...
これは予言ではない、計画だ。
これは298回目。アルバート・パイクという人物がいました。簡単に言えば、南北戦争時、南軍の将軍であり、弁護士でもあり、詩人でもあり、多作な作家としても活躍しました。彼が当時のイタリア統一指導者にあてた手紙が物議をかもしています。それは ...
遅すぎた切り札
これは297回目。大戦末期、米軍を震え上がらせた、日本海軍の局地迎撃戦闘機・紫電改の話です。その抜群の格闘性能にもかかわらず、わずか400機しか製造されませんでした。
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太平洋戦争緒戦を飾った名戦闘機は言 ...
雨と天気予報
これは296回目。異常気象の影響なのか、日本列島は、雨が降るところは滅茶苦茶な豪雨、降らないところは渇水制限と、大変いびつな状況が毎年繰り返されています。何年か前ですが、東京都は渇水対策の一環として、小河内ダム(奥多摩町)に設置されて ...