天才は定石を覆す
これは265回目。上杉謙信の話です。といってもほとんど彼のことはでてきませんが。なぜなら、彼の戦術というものが、実はいまだによくわかっていないからなのです。
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上杉謙信(長尾景虎)は、毘沙門天の化身と称し ...
「死語」の世界へようこそ
これは264回目。どんどんわたしの世代が使っていた言葉が、死語と化しています。そのスピードたるや、恐るべしです。だんだん背筋が寒くなってきました。わたしが足腰も立たなくなるような、後20年後には、わたしはまったく日本語がわからなくなっ ...
公案~わかったようなわからないような。
これは263回目。わかったようなわからないようなお話です。禅問答、公案と言っても良いでしょう。とっつきにくい公案は星の数ほどありますが、わたしでもわかりそうな、簡単なものをちょっと垣間見てみましょう。
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健康食
これは262回目。食事の話です。世の中、バランスの良い食事を取るべきだとか、同じものを食べ続けないほうがいいとか、いろいろな「すすめ」があります。が、本当なのでしょうか。
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もちろん、毎日ラーメンばかり食 ...
忘れてしまったほうが良いのかもしれない
これは261回目。これは本当の話です。もう20年近く前のことですが、確か朝日新聞に掲載されていた論評の一つです。編集責任者の1人が、当時の女子大生10人くらいと座談会を開いたのですが、その様子を彼が話題にしていたのです。題目は何であっ ...
近代の超克~選挙の無い国に、発言資格は無い。
これは260回目。中国の話です。この十数年、世界は中国に大いに揺さぶられてきました。世界の豚肉の半分を消費するこの国は、一体どうなっていくのでしょうか。
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ヘゲモニー(覇権)の持続期間は百年であると言われ ...
日本は、朝鮮半島で何をしたのか?
これは259回目。どうにかならないのでしょうか。あまりにも、中国と韓国における反日・嫌日・侮日行為や発言が多すぎます。ほとんど処置なしです。あまりにも、理解しがたい先入観、歴史の捏造や一面的な解釈に、正直辟易(へきえき)して
オリアナ~思いは、必ず伝わる
邦題こそ「追想のオリアナ」だが、原題はおそらく「Oriana(オリアナ)」だと思う。ベネズエラの映画で、1987年公開。かつてわたしが見た映画の中では、もっとも美しい余韻を残す、南米風のゴシック・ロマンだ。ゴシック・ロマンと言っても、 ...
6月の銃声、8月の砲声
これは258回目。判明している史実では、3400年前から今日まで、世界で戦争がなく平和だった期間はわずか268年だそうです。
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イラクのシャニダール洞窟に葬られた男性ネアンデルタール人は、5万年前に槍で傷 ...
韋駄天ハインツ ~電撃戦の急所
これは259回目。近代以降の戦争で、電撃戦と呼ばれるパターンが登場しました。この最高の名手が、ドイツのハインツ・グデーリアンだと言います。
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電撃戦の話だ。第二次大戦中、ドイツ陸軍には幾多の名将と呼ばれる ...
詰め込みからゆとりへ
これは258回目。AI(人工知能)の時代だそうです。しかし、モノを読まず、書かない現代人に、まともなAIなどつくれるのでしょうか。論理する力、定義する力、読解する力、それらを成り立たせる語彙の力が無ければ、到底かなわないこと
中国という「世界」
これは257回目。中国という世界のことです。不思議なことですが、飛行機で一っ飛びでいけるお隣の国なのですが、意外なほどわたしたちはこの国のことを知りません。・・・
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昔、中国で長いこと仕事をして